第1回 辻静雄食文化賞・贈賞式

左から石毛・平・江頭・奥田・奥村の各氏と、辻校長
左から石毛・平・江頭・奥田・奥村の各氏と、辻校長

本日、無事、「第1回辻静雄食文化賞贈賞式」を開催することができました。

 

受賞された『日本めん食文化の一三◯○年』(農文協)の奥村彪生様、奥田政行様(「アル・ケッチャーノ」オーナーシェフ)と山形在来作物研究会の皆様、おめでとうございました。

 

きょうの贈賞式には、関西のメディアの方々や、山形放送の方にも取材に来ていただきました。

 

また、受賞者や選考委員の皆さまから印象深いお言葉をいたきだました。

 

ここに、少しだけ紹介させていただきます。

 

奥村先生からは、「辻静雄さんに言われた言葉をいまでも胸に刻んでおります。産物は風土・気候に支配されます。料理は産物に支配されます」。

 

石毛直道先生からは、「伝統とは、日々、新たに作られつづけるものです。」

 

山形在来作物研究会の平智教授からは、「たくさんある在来作物のなかには、なくてもいいものもあるかもしれないが、それでも、多様にあるということの意味があるとしたら、多様であることは、なによりも楽しく、幸せなことだからです。だから、多様性を守る意義があると、私は思っています」。

 

山形在来作物研究会の江頭先生からは、「山形大学の先達・青葉高教授が言われた言葉。野菜というものは、世界中を旅して、さまざまな栽培法や料理法に出会って行きます。そして、さまざまな物語をのせたメディアでもあるのです」。

 

アル・ケッチァーノの奥田シェフは、「子どもたちに嫌いな食べ物を食べさせるために極限状態に追い込みます。朝食抜き、水抜きで集合してもらって、トマト畑まで連れて行きます。道中、トマトの歴史や、トマトの話をさんざんしていきます。そして。畑に着いて、子どもたちの喉がからからに渇いたところで、トマト畑に解き放つと、いままでトマトを食べられなかった子どもも、みんな一所懸命にトマトを食べ始めます。そして、そのとき食べさたトマトの味を、子どもたちは、きっと生涯忘れません」。

 

さあ、明日からは、「第2回辻静雄食文化賞」に向けて、これからの一年間の全国の食に関する様々な活動や作品に注目していきたいと思います。

 

皆さまのご協力、ご支援、どうぞ、よろしくお願いします。

 

 

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