12月17日 「食・料理のテレビ番組の作り方」

今年最後の、大阪<あべの>塾。

 

テーマは。毎日放送のプロデューサーの本郷義浩さんによる、「食・料理のテレビ番組の作り方」。

 

40名近い方々の参加を得て、大盛況の夜でした。

 

 

マインドマップを使いながら、料理のテレビ番組の作り方を具体的に解説していただきました。ここまで、舞台裏を紹介していいの、っていう感じで、とても臨場感に溢れるお話。

 

 

辻調<あべの>塾も、いよいよエンジンがかかって来た感じです。

 

二次会=交流会もおおいに盛り上がりました。

 

 

来年も、バリバリ行きますので、どうぞ、ヨロシク!

 

 

まとめて報告。10月 11月

10月29日(金)

あべの塾復活第1弾特別企画

【落語家・桂吉坊さんを迎えて】「落語にみえる『食』の景色」

ナビゲーター:西林初秋さん(コピーライター)

お話と落語:桂吉坊さん

 

上方落語界のホープ、桂吉坊さんを9月の「<新>塾」にきひつづき、「<あべの>塾」にもお迎えしました。

吉坊さんは、桂米朝さんの孫弟子(吉朝さんのお弟子さん)さんで、古典の諸藝に精通された本格派古典落語の騎手です。

その吉坊さんと、関西コピーライター界きっての落語通の西林初秋さんにナビゲーターをお願いして、江戸時代に産声をあげ、明治維新以降にスタイルを確立した日本独特の芸能「落語」の世界に見える、日本の食の風景をたっぷり、実演付きでお話いただきました。

そして、もちろん一席。古典の「河豚鍋」。いやぁ〜、文字通りしびる噺でした。

吉坊さん、西林さん、ありがとうございました! 来年もぜひ、よろしくです。

 

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復活第2弾

1118日(木)

テーマ:『フランス料理と批評の歴史』(中央公論社・刊)出版記念勉強会

    八木尚子(辻静雄料理教育研究所・主任研究員)

 

辻静雄料理教育研究所の主任研究員である八木尚子先生の著作『フランス料理と批評の歴史』をめぐって、フランスを舞台にした近代レストランの誕生から現代までの流れを、美食批評との関連性という観点から考える夜。

近年、日本にも上陸した「ミシュランガイド」のバックボーンにあるフランスの美食ジャーナリズムの伝統にも言及。いやあ、充実の勉強会らしい勉強会でした!

 主な登場人物は、アントナン・カレーム、グリモ・ド・ラ・レニエール、ブリヤ=サヴァラン、キュルノンスキーなど。

「ミシュランガイド」のアンリ・ゴーさんにも言及。

しめくくりは、現代料理の最先端を走るスペインの先端的美食ジャーナリズムについて。質問も続出して、これまた盛り上がった一夜でした。

 

 

第3回 辻調<あべの>塾 2010年3月19日

「日本人の酒の飲みようの変遷とグローバリゼーション」
~ABCDS(アベセデス)マトリクスで読み解く~

 
スピーカー: 辻宏さん(元・TaKaRa酒生活文化研究所事務局長) 

会場 辻調理師専門学校・学生センター1F「カフェ ルポ・ルパ」

 

第3回目の大阪<あべの>塾は、「お酒」あるいは「飲酒文化」についてでした。

 

お酒文化を考える導入として、日本のメディアのなかでは、大量生産、大量販売の大企業のマーケティングが、ある種の悪者として扱われるケースがあります。

大企業が中小企業を圧迫しているというような、「大企業か中小企業」という単純な二項対立で語られているところがあるのではないか。

それは、ほんとうにそうなのか。

「中央と地方」とか、「大量生産と職人技」といいた、単純な二項対立は、物事をわかりやすくしているようでいて、実際はことの本質や実態から遠ざかっているのではないか。

そんなことを、まずは、皆さんとの議論の導入にしたいと思います。

 

次の論点は、WHOの「過度なアルコール摂取は、健康を害する」という警告があります。

この警告には、法的な強制力はないものの、「飲酒」というものが社会基盤とどのように共生していくのかという重要な視点から考えると、重大な問題をはらんでいます。

同じように悪玉にされた「タバコ」と同列に「酒」が扱われる危機がここにはあります。

嗜好品としての酒、到酔飲料としての酒、コミュニティーをつかさどる酒、といったさまざまな面を持つ酒および飲酒文化の多様性を間がることも重要ではないでしょうか。 

 

こうしたことを議論の導入として、具他的には、辻さんには、つぎの3つのことを、酒生活文化研究所で「飲酒文化」を研究した企業人としての視点から語っていただきます。


① 明治以降の日本人の「酒の飲みよう」の変遷
・酒類産業の盛衰は、グローバル化の歴史
・飲酒の民主化、多様化、国際化
・日本人の飲酒スタイルの変化(到酔から嗜好へ)
 
② ABCDSマトリクスでみる日本の酒
・ABCDSマトリクスとは何か。情報化と工業化という視点で酒をみる
・酒のグローバリゼーションとは何か(国民的な酒の衰退と舶来の酒の隆盛)
・日本の酒―日本酒/焼酎のゆくえ
 
③ こんな時代の飲酒文化の意味
・つくり手と売り手、そして飲み手の関係
・グローバリゼーションの希望
・日本人の酒の飲みようのゆくえ

 

第2回 辻調<あべの>塾 2010年1月22日

辻調の「食の勉強会」の第2弾!


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「大阪これでいいんかい?」

 

スピーカーは、小林 哲(大阪市立大学)さん。

 

以下、小林さんからのメッセージを再録します。

 

☆☆☆

 

「食」をテーマに大阪を盛り上げようと、ここ何年かいくつかのことを試みてきました。

 

たとえば、

「大阪だしサミット」の開催(20061025)

「大阪・食の誘惑」産経新聞週一コラムの連載(200746日~2008530)

「食の都・大阪推進会議」の創設(2008625)

「グルメシティ・ネットワーク『Delice(デリス)』」への加盟(大阪市)(20086)

「食の都・大阪」シンボルマークの決定(20081211)

「食の都・大阪」キャッチプレーズの募集(2009422)

などなど。

 

もちろん、これらは私一人で行ったことではありません。大阪会議所を中核として、大阪の食にかかわる多くの方の協力があって初めて実現でしたことです。

内容は決して悪くはないと思っているのですが・・・・、イマイチ盛り上がりに欠ける気がしてなりません。

 

私に限らず、「食」をテーマに大阪を盛り上げようとしている人は大勢います。

でも、

活動が継続しない。

活動が広がらない。

大阪としての「まとまり」がつくれない。

関西ローカルとしてのニュースバリューしかない。

などなど。悩みを抱えている人が多いのではないでしょうか。

 

私のしてきたことを紹介しながら、何が問題なのか、どうしたらもっと良くなるのか議論してもらい、改善のためのヒントが得られればと思っています。

皆さんのお知恵を貸してください。よろしくお願いします。

 ☆☆☆

 

当日は、実に活発な議論が沸き起こりました。交流会でも、あっちでこっちで、大阪の食の状況を巡る熱い熱い議論が続きました。

 

みんなで、考えながら、議論し合う、<あべの>塾の方向性が、この第2回目でついたような気がします。

 

今後とも、よろしく、お願いします。

 

第1回 辻調<あべの>塾 2009年11月12日

11月12日、辻調塾の大阪バージョン「辻調<あべの>塾」が開催されました。

 

当日は、予想を上回る方々にご参加いただき、急遽、会場を100人収容の辻調本館・視聴覚ルームにいたしました。

 

2009年、上陸した「ミシュラン」関西版について、江弘毅さん(関西のスーパーエディター)と山内秀文(辻静雄料理教育研究所所長)のお二人に、とことん語っていただきました。

 

なお、大阪での「食の勉強会=辻調塾」第1回目ということで、参加者の皆さまにアンケートを書いていただきました。

 

会の進行、仕切りについては、ご批判も含めていろいろなご意見を頂戴いたしました。

 

第2回に向けて、さらに、バージョンアップした辻調<あべの>塾を運営しようと、スタッフ一同、がんばりますので、ひきつづき、ご支援のほど、どうぞよろしくお願いいたします。